第５１回　全日本教職員バドミントン選手権大会
長野大会のいざない

　今大会が開催される長野県長野市は、今から14年前に冬季長野オリンピックが開催された地です。世界各国の代表選手が民族の壁を越え、平和を願い、金メダルを目指す戦いは、数多くの感動を生みました。
　長野市内にはエムウェーブ、ホワイトリング、ビッグハット、アクアウィングなどオリンピックの会場となった施設があります。本大会のメイン会場となるホワイトリングでは当時、フィギュアスケートとショートトラックスピードスケートが行われていました。現在の競技施設は、体育館としての設備が整って、中体連や高体連のバドミントン大会はもちろんのこと、多種多様なスポーツ大会の会場としても使用されています。いまも、正面玄関前には五輪のモニュメントがあり、当時の感動を思い起こさせてくれます。
　また信州といえば自然です。長野県は自然に囲まれた環境を活かして、市内から約３０分程で行ける飯綱高原や、戸隠山。また志賀高原といった山々でスキーなどの冬季スポーツも盛んに行われています。近年、戸隠は観光地として、戸隠そばをはじめ、奥社や中社などの戸隠神社がパワースポットとしても人気を集めており、全国各地から観光客が訪れています。
　市内の観光の名所では、やはり門前町として栄えた善光寺があります。「牛に引かれて善光寺参り」というお話があるように、男女関係なく、誰でもお参りができることから、古来より全国各地から参拝者で賑わいを見せています。この夏は、北信越インターハイということで、長野市は相撲と卓球会場になり、今大会直前までホワイトリングは卓球競技が開催され、高校生たちの熱い戦いが行われています。この長野市で本大会が開催されることを光栄に思うと同時に、全国からお集まりになる選手の皆様が存分にプレーできますよう、少しでもお力になれるよう、役員一同準備を進めております。しかしながら、皆様には多くのお迷惑をおかけすることもあろうかと思いますがよろしくお願い申し上げます。最後になりましたが、選手の皆様のご健闘をお祈りすると共に、皆様のお越しを心からお待ち申し上げます。夏の信州をお楽しみください。